PT2を使う(6)aviutlでエンコード(1)PT2をTVRockを使って自由に視聴、予約録画ができるようになりました。
十分なHDD容量があったり録画ファイルを長期間保存したりしなければここまでで十分ですが、
私の環境には十分なHDD容量がありませんし、長期間保存しないような番組はそもそも録画しません。
なので巨大なTSファイルをエンコードし、保存に適したサイズにしたいとおもいます。
今回はファイル形式をaviにエンコードしたいと思います。
AviUtlというフリーソフトを使って動画をエンコードしますが、AviUtlはTSファイルをそのまま読み込めません。
なので動画をAviUtlが読み込める形式にする必要があります。
というわけで前準備が必要になります。
1.DGIndexで映像と音声を分離
DGMPGDec
→DGMPGDec Version 1.5.8 Executablesをダウンロード(2010.3)
ここではDGIndexというツールを使います。
このツールはTSファイルを映像(d2v)と音声(aac)に分離します。
AviUtlはd2v形式の動画が読み込めるのでこれで変換してやります。
この処理はエンコードするわけじゃないので少しの時間で終わります。
気を付けるのはAviUtlでエンコード作業が終了するまではTSファイルが必要です。
分離したd2vとaacだけではエンコードできないので消さないで残しておいてください。
tsファイルは直接AviUtlで読み込めないので映像と音声の分離は必須ですが、
読み込めるファイル形式であっても分離して読み込ませないと、
CMカット編集などをしたときに音ズレが多発するらしいです。
手順:
- 解凍したフォルダ内DGIndex.exeを起動
- File>Openから動画を読み込むかDGIndex.ウィンドウ内に動画をドラッグドロップ
- 次のような画面になるのでOKを押す
- Stream>Detect PIDs:PAT/PMTをクリック
- Program 1024のMPEG2 Video on PID 0x100(256)を選択しSet Video
- そのままAAC Audio on PID 0x100(272)を選択しSet Audio
- Doneかバーの×を押して閉じる
- File>Save Projectで任意の場所に保存
- RemainにFINISHと出れば完了
- 動画ファイル名のd2v、aac、logの3ファイルが作成される
2.DGIndexで分離したaacをfaadでwavに変換する
RAREWARES
→FAAD2v2.7 for Win32をダウンロード(2010.3)
faadというツールでaac音声ファイルをwav形式に変換します。
これでAviUtlが映像と音声を読み込めるようになります。
手順:
- DGIndexで作成されたaacファイルをfaad.exeにドラッグドロップ
- wavファイルが作成される
これでAviUtlでエンコードする素材の準備ができました。
次aviutlでエンコード(2)に続く
参考サイト、ページリンク
資格マニアと*ist DSの関係様サイト内ページPT1で録画したTSファイルをAviUtlでAVIファイ ル(x264)へエンコードする方法